金ぴか時代よりも前に建てられた豪邸
ロードアイランド州ニューポートのKingscote(キングズコート)へ。
今年は7月30日までオープン。
ニューポートの豪邸の見学は1軒が25ドルですが、2軒、3軒とまとめてチケットを買えば割引となります。
ニューポート住民は無料(一部除く)。やった!…というわけで、豪邸を全部見学しようと目論んでいます。
元々は、1839〜1841年にジョージアのプランテーション所有者・奴隷業者の別荘として建てられたキングズコート。
1864年、William Henry Kingが買い取り、1973年、最後に住んでいたKing家の子孫がニューポート保存協会に寄付しました。
上の写真はライブラリー。
壁には広州の港を描いた絵が飾られています。
William Henry Kingは、中国との貿易商だったので、中国の調度品が少なくありません。
デザインに目を奪われました。
ダイニングルーム。
後ろのステンドグラスは、Tiffany & Co.によるもの。
天井がコルク製なのが面白いと思いました。
客間。
シルバーのティーセットがゴージャス。
(キングズコートの家具、調度品、食器や本は、全てKing家が実際に使っていた物。)
2階は寝室。
「現代のアメリカでも見かけるような寝室だね」と夫。
お風呂場(写真に写ってないけど、トイレも同室)。
子供部屋&ホームスクーリング部屋。
ザ・ブレイカーズやマーブルハウスのような豪邸の先駆けとなった豪邸で、小規模です。
ニューポート市がショッピングセンター建設のために取り壊そうとしていたのを、King家の子孫が最後まで守った家なのだという受付の方の言葉が、心に残りました。