life is short the word is great

アメリカ東部に住んでます。面白いと思ったことを雑多に書いてます。

アンケートの活用

私は約8ヶ月間、スウェーデン企業の韓国オフィスでパート勤務をしたことがあります。
この会社は定期的に従業員を対象としたアンケートを行なっていました。



(スウェーデン、スモーランド地方カルマル)

1〜2週間に1回、全従業員のEメールにアンケートのリンク先が届きます。
アンケートは、職場での取り組み、人間関係や環境について。
例えば…
「あなたはチームの目標を理解していますか」
「チームに貢献する方法はわかりますか」
「チームのスーパーパワー(強み)は」
「上司に頑張って欲しい点は」
「上司に感謝している点は」
「あなたが間違った時、チームの人達に責められますか」
「性別で差別されたことは」
「年齢で差別されたことは」
毎回同じ質問ではなく、バリエーションがありました。
Yes/Noの程度を選んだり、キーワードを選ぶだけなので答えやすかったです。
アンケート集計後に、部署ごとの結果が公表されます。回答者名は公表されません。

私のお気に入りは、「先週、チームの誰かに助けてもらいましたか」と「先週、チームの誰かを助けましたか」という設問。
状況を伝えるだけでなく、良いリマインダーになりました。
時々思い出して、今週はまだ誰のお手伝いもしていないから、質問がある人や困っている人がいたら声をかけようと心がけました。

5月にスウェーデン本社の人達が韓国オフィスに来た時、人事部の方に「アンケートは会社のオリジナルですか? スウェーデンの他の会社もこのようなアンケートを実施しているのですか?」と聞いてみました。
「このようなアンケートは一般的で、1ヶ月の頻度で実施することが多いです。私達の会社もそうでしたが、今は1週間程度を目標にアンケートを送ってます」とのこと。

状況を分析するだけでなく、今後の言動にポジティブな影響を与え得るアンケート。
日本の職場や学校でも活用されると良さそう。
もちろん、設問が倫理的であるか、洗脳にならないか注意すべきだと思いますが。


にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログへ