スウェーデンについて その2

（このエントリの写真は全てスモーランド地方カルマルの写真）

前回のエントリで、スウェーデンの良いことばかりを書きましたが、ちょっとネガティブなことも書こうと思います。
スウェーデン旅行の帰りのアーランダ国際空港では、セルフチェックインの機械が正常に機能しないものが多かったです。
また、カスタマーサービスが丁寧でなかったり、融通が効かない場面もありました。

5月にスウェーデン本社の人達が韓国オフィスに来ました。
ランチ・ディナー懇親会の時、私は2人の方に「日本ではスウェーデンの社会保障に関心があって、研究する専門家がいます」と伝えました。
2人とは別々に話したのですが、両者とも同じような言葉を返してきました。
「スウェーデンの社会保障制度にも問題はある」
「どんな人でも、怠けていても、みんな保障を受けられる」
「懸命に働いている人が損をする」

完璧な制度は存在せず、完璧な国も存在しません。
でも、国や地域がお互いに学びあったり、協力しあって、より良い社会を構築していくのがベストな状況でしょう。
今回は否定的なことも書きましたが、スウェーデンから学べることは沢山あると思っています。