北京の日本人コミュニティの情報源
私がこのブログを始めたのは、北京に来たばかりの頃。
最初の2週間は友達もいなくて、どこで買い物したり、食事したりすれば良いのか、分かりませんでした。
しかも、外を歩いて安全なのかも分かりませんでした。
(北京は普通に歩けます。交通にさえ気をつければ。)
そういう時に重宝したのが、日本人向けフリーペーパー。
「ジャピオン」のおかげで、中国茶、ウクレレ、ピラティス、太極拳といった習い事を見つけられました。
フリーマガジンの「ウェネバー」。
これらの情報誌は、日本人が多いアパートや日系レストラン(亮馬橋や国貿あたり)に置いてあります。
日本人が少ないエリアに住んでいて、情報誌の存在を知らないという方もいますので、WeChat(微信)のQRコードを以下に載せます。
最近、北京に来る前に私のブログを読んでくださったという方に、お会いしました。
単身で北京にいらっしゃり、お仕事に励んでいて、素晴らしいと思います。
北京に来る前に私のブログを読んでくださった方々で、合計3人の女性にお会いしたことがあります。
他のお2人は、主婦の方&学生さん。
それぞれがユニークな経験をされていて、とても興味深くお話を伺いました。
そのような出会いがあると、私がブログを始めた理由の一つは、「私のように北京のことがよく分からない人に、北京の情報を伝えたい」ことだったのを思い出します。
しかし、北京はサイクルが速い。
ブログでご紹介したけど、もう無くなったお店も少なくないので、1年前の情報は古いと考えてください…。
春節(旧正月)の最後のイベント
鉢と土が届きました。
日本の貧困が気になります。
久しぶりに、北京文化センターの図書館へ。
広くないですが、きれいな施設です。
北京日本文化センターの図書館 - life is short the word is great
今回、借りた本。
以前は、心や体に関する本をよく読んでましたが、最近は、関心がもう少し外へ向いてます。
前回、神野直彦著『「分かち合い」の経済学』を借りました。
専門用語が多くて、集中しないとワケが分からなくなるっ。(← 経済学について、私は無知に等しい。)
理解するために、ゆっくり読みました。
でも、すごく勉強になりました。
心に残った箇所がいろいろあるのですが、1つだけご紹介。
① 近年の日本の政策は、新自由主義(市場原理主義)。
→ 努力する者が報われる社会こそが、公正で効率的という考え方。
→ 市場に任せておくのがベストなので、政府はあまり介入しない(「小さな政府」)。
→ 所得が低いのは努力が足りないからであり、自己責任。
② では、巨万の富を手に入れるTVタレントと、子供たちの給食のために食器を洗う低所得の人を比べると、後者は怠け者なのか?
③ 「市場原理主義 = 民主主義」と思う人がいる。
しかし、市場は、購買力の豊かな人(お金持ち)が決定権を持つ。
民主主義は、全ての社会の構成員が同じ決定権を持つ。
したがって、市場原理主義は、民主主義ではありません。
政治は、ビジネスではないし、国民全体のことを考えて、おこなわれるべき。
…日本は、非正規社員の割合が40%を超えてしまっており、問題は根深いなぁと苦しい気持ちになりつつ、トランプ大統領の顔が思い浮かぶのでした。
(市場原理主義の生んだモンスターだぜ。)