云騰食府(ユントン・シーフー)
おいしいけど、もう行かないかな。
送別会で、ローズウッド北京の3階にある「郷味小厨」(Country Kitchen)へ。
このレストランで食事したことのある人達から、「おいしくて、雰囲気が良い(けど、高額だ)よ〜」と聞いて、気になってました。
大衆点評のレビューも、かなりの高評価。
ドリンクメニューに乗っていた、ヨーグルトを注文。
老北京なルックスで、60元。げっ。
みんな大好き「宮保鶏丁」(カンパオチキン)、北京のヌードル「炸醤麺」、ヌードルと言えば「刀削麺」、見た目ほど辛くない「水煮魚」など。
写真には載せてませんが、北京ダックも注文しました。
私が1番堪能したのは、ほうれん草の胡麻ソースがけ。
料理は全て上品な味でした。
ネックは、コスパだな。
庶民的な料理でさえ高いです。
それなら、野暮ったいお店で、粗野だけど美味しい料理を食べたほうが、ローカル感も楽しめて、良いような気がします。
中華料理に不慣れな方、ローカル店は超不安だけど中華を食べたい方、お客さんをもてなしたい方に向いてそうなお店です。
潤田農園オーガニック野菜を2年ぶりに注文してみた。
2年前はインターネットで注文しましたが、今回は「微信(WeChat)」アプリを使ってみました。
微信「連絡先」の「検索」に、潤田農園のID(runtianfarm)を入力して、公式アカウントへ。
1 ) 公式アカウントの「微店」をタップして、「新手首選 | 単」(初めての方はこちらから、オーダー)を選びます。
写真左のピンク星っす。
2 ) オーガニック野菜4回分のページに行きます。
以前は、3kgコースと5kgコースのみでしたが、現在は、2kgコースも。
悪妻の(= あまり料理をしない)私は、もちろん2kgコースを選択。
なお、回数が多いセットのほうが、1回分が安くなります。
(ページの下に、関連商品として、もっと回数の多いセットが紹介されてます。)
微信ウォレットでお支払いするので、便利!
画面下の青星のところをタップして、野菜を選択。
毎週土曜日に、翌週の野菜の一部が選べます。
2kgコースは何種類の野菜が選べる、という指示がありませんが、(3kgだと3種類、5kgだと5種類の野菜が選べるから)好きな野菜2種類をチェックしました。
私が住んでるエリアは、月曜日に配達。楽しみ〜。
富岡幸雄著『税金を払わない巨大企業』(文藝春秋 2014)
今日、知人から借りた本を読み終えました。
この本は、大企業や富裕層のおさめる税金が、所得に比べてかなり低い割合になっていることや、その仕組みを説明しています。
私が驚いたのは、企業が国内の子会社・関連会社から(株の)受取配当金をもらっても、受取配当金には税金がかからないということ。
子会社・関連会社ではない企業から受取配当金をもらうと、50%の課税。
一定の要件を満たす海外の子会社からの受取配当金なら、課税は5%のみ。
自社ビジネスの利益よりも、受取配当金のほうが大きくて、受取配当金が重要な収入源になってる大企業が少なくありません。
(が、その莫大な収入源から、あまり税金が取られていないのだ!)
著者の富岡氏は、もう90歳を超えていらっしゃいます。
戦争を経験し、日本を内側から強くしたいという思いもあり、国税庁に入庁されたそうです。
「あとがき」に「税制は政治のバックボーンであり、社会の公正さの鑑です」と書いてありますが、正義を求める本だと思いました。
最近、北京日本文化センターの図書館から借りた本。
社会の問題について学ぶと、自分の悩みがなんと小さなものかと気づかされます。