撤去されるかも知れない銅像
DCのキャピトルヒル地区に、リンカンパークという公園があります。
元奴隷だった人々の寄付で、1876年に建てられた「奴隷解放記念碑」。
白人の彫刻家による作品です。
リンカンが奴隷解放宣言書を右手に持ち、黒人奴隷が立ち上がろうとしている姿に、違和感を感じる人も。
2020年6月23日、DC代表の下院議員ノートン氏がこの像を撤去する法案を提出することを明らかにしました。
同日、反人種差別デモ隊が像を撤去しようとします。
デモ隊から像を保護するため、一時フェンスで囲まれていました。
同じ公園の中にあるMary McLeod Bethuneの銅像。
教育、市民権活動などに従事した黒人女性リーダー。
元々、奴隷解放記念碑は、国会議事堂(Capitol Hill)の方向を向いていました。
Bethune像が設置されてから、Bethune像の方向を向くようにしたそうです。