大学の授業料
いまや、日本の大学進学生の過半数が、奨学金(という名のローン)を借りるそう。
端的に言うと、大学生のいる世帯の半数以上が、大学の費用を払うお金がありません。
gendai.ismedia.jp
日本の相対的貧困が、進んでいます。
巷では、あんなにモノがあふれているのに。
大学の授業料が高すぎるのでは?
日本人はムダなものを作りすぎて、買いすぎてるのでは?
価格競争のせいで、労働を安く買い取られてしまったのでは?
歪みとか、矛盾とか、感じます。
中国は公営大学が多く、学費が安いと聞きました。
どれくらい安いのだろう?と思って、ネット検索。
www.chinadaily.com.cn
↑ 江蘇省の大学の医学・工学・人文学科などが、授業料を年間5500元まで引き上げる、という記事(2014年8月8日付)。
5500元は、今日のレートで、10万円弱。
私は奨学金を借りて、修学しました。
公立高校、国立大学文系、自宅通いなので、最低限のローン。
30歳で約180万円の返済を終えました。
(頑張れば、もっと早く返済できたはずですが、給料をムダ遣いしたり、途中でアメリカに行ってしまった。)
大学に行って、本当に良かったと思ってます。
現在は国公立の授業料もすごく高くなっていて、私が今の学生だったら…と思うと、ゾッとします。
教育は、できるだけ平等に与えられてほしい権利。
本当の奨学金(ローンではなく、スカラシップ)が、できるだけ早く整備されますように。