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アメリカ東部に住んでます。面白いと思ったことを雑多に書いてます。

昌徳宮の見どころ

ソウルに古宮が5つあります。
特に人気なのが、正宮の「景福宮(キョンボックン)」と離宮の「昌徳宮(チャンドックン)」だと思います。
豊臣秀吉が侵攻した際、どちらの古宮も全焼。
昌徳宮が先に再建されて、約270年間、正宮の役目を果たします。



昌徳宮「仁政殿」の広場に「正一品」~「正九品」と書いてある石が並んでます。
官僚の役職名なのですが、そんな石の列が2つあるのが分かりますか?
片方は文官、もう片方は武官が並ぶ場所だったそう。
当時の官僚はいわゆる貴族なんですが、韓国語で「両班(リャンバン)」と言います。
リャンバンという言葉は、文班と武班という2つの班が由来となっています。



玉座の後ろの屏風には、太陽と月と山の絵が。
太陽と月(この世)をつかさどるのが王様ということっすね。



ここまでは、景福宮でも見られるような眺め。



昌徳宮に特有なのは、昔の王宮と近代の要素が混じりあってること。
例えば、車寄せがあったり、近代的な照明があったり。



あとは、とても立体的な造り。



丘などの自然を生かした構造です。



もう1つのポイントは「秘苑(Secret Garden)」。
ガイドツアーを予約しないと入れません。
特に桜や紅葉の季節の秘苑は、美しいと聞きます。
(私は冬に秘苑を観に行ったので、枯れた木々を愛でました。)



昌徳宮の建物の窓から見える景色に、私的には惹かれました。



窓枠がまるで絵画のフレームのよう。



写真は今年4月に訪問した時のもの。


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