国立中央博物館
二村(イチョン)駅のすぐそば。
常設展エリアの1階では、韓国の歴史が学べます。
韓国も日本のように、中国の影響が大きいのですね。
写真左下は、ポケット経典。
持ち運びが便利!…というよりは、お守りの役目かな?
常設展エリアの奥にそびえ立つ、「敬天寺 十層石塔」。
西遊記の場面などが彫られています。
実は、日本の宮内大臣だった田中光顕が、1907年に日本に勝手に持ち帰ったもの。
1918年に返還されたそう。
韓国の歴史の説明は、1910年、「大韓帝国」が日本の支配下になるところで終わります。
それ以降は、展示がありません。
(日本の統治は、1945年まで続きました。)
1910年以降の説明が一切ないところに、潔さを感じました。
さらに友好な関係を目指すため、日本人に対して、また韓国人に対しても、考慮してくれてるのかも知れません。
常設展は、入場無料。
パンフレットは、10ヶ国語もあります。
英語の解説も多く、国際的な感覚のある博物館、という印象です。