昔は詩を書いてたっけ。
中高生の頃、絵を描いたり、詩を書くのが好きでした。
大人になって、いつの間にか、絵を描かなくなり、詩も書かなくなりました。
が、ラテンアメリカの超貧しい国に住んでいた時、ポエジーが湧き上がりました。
途上国で初めて生活して、脳が活性化したのかも…。
(その国を去ってからは、また全然書かなくなりました。)
当時の詩を見つけたんですが、せっかくなんでアップします。
「歴史」
外に出しておいたゴミ袋をあさる人々がいて
ゴミを周りに散らかしても気にしない。
彼らが去ったあと
僕は散らかったゴミを
やぶれてしまった袋に詰めなおす。
そんな袋じゃ用を足さないから
新たなゴミ袋に入れなおす。
そして、疑問に思うのだ。
「彼らは果たしてあの袋の中から
再利用できる物を見つけたのだろうか」と。
廃棄物を散らかしたあとは
欲しい物が見つからないと言って
また別の場所へ探しにいく。
同じことを
くりかえし、くりかえす。