life is short the word is great

北京の生活で思うこと、たまに別の国で見たことなどを書き留めています。

中国の戸籍制度

北京のマッサージ屋に、まだ行ったことがありません。
マッサージ屋に通っている友達の話を聞くと、マッサージ師は出稼ぎ労働者が多く、彼らは子供を田舎に置いて、北京で働いているようです。
(北京に戸籍がないと、北京の教育や医療が受けられません。)

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中国の戸籍は、「戸口(フーコウ)」と呼ばれています。
都市戸籍と農村戸籍の2種類。
基本的に、戸籍を変えることはできません。
農村戸籍の人でも、大学に進学すると、その都市の居住が許可されます。
企業に就職すると、その都市の戸籍に切り替えてもらえます。

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最近、北京出身ではない20代の人と話す機会がありました。
彼は、北京の大学院を卒業し、北京の(元国営)企業で働いています。
都市戸籍を手に入れた若者です。
外国に行ったことはないそうですが、流暢な英語を話すし、超優秀なんだろうなぁ。
3人兄弟の末っ子だそうで、生まれた時に両親が罰金を支払ったとのこと。
一人っ子政策は、少しずつ緩和されてきていますが、罰金が支払えない場合、子供は戸籍がもらえません。
戸籍がないということは、教育などを受けられないし、データ上は存在しないってことです。
すごく恐ろしくて、悲しいことだと思います。

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出稼ぎ労働者が福利厚生などを受けられ、その子供達は教育などを受けられる体制を作っていく、という記事を今年7月に読みました。
近い将来、戸籍のない人々も基本的な権利を得られますように。

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